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2016年6月5日(月)
らんさんの健康教室シリーズ
しばらく走っていないのに急に走り始めると足が重くて
少し走ると膝が上がらなくなります。
さらに頑張ろうとすると前のめりになって転びそうになります。
昨日もナイトランを久しぶりにやっていると
足(正確には膝)が上がらないんです。
これはやばい!と思いました。
転倒、お年寄りに多い事故で骨折、介護に向かう原因の一つです。
膝が上がらなくなって家の中でもつまずいてしまうんです。
若いお父さんが子供の運動会などで急に走って転倒することは
よくあることで珍しくありません。
歩く時(ウォーキング)膝は伸ばしますが上げることはしません
ランニングは膝を上げないと前にすすみません。
横から見るとウォーキングとランニングの膝の位置が違うことが
よくわかります。
私もウォーキングは今でもそれなりの距離は問題なく歩きますが
ランニングはもう10kmが精一杯かもしれません。
膝を動かす筋肉が弱ってきているからです。
膝を動かす筋肉は膝上、前面の「大腿筋四頭筋」という筋肉ですが
この筋肉は早く衰えていくんだそうです。
だからお年寄りの転倒事故が多いんです。
私がその筋肉の老化を防ぐために心がけていることがあります。
膝をあげるために必要な「」を衰えさせないように強化することです。
私の仕事場はビルの7階にありますが急ぐ時以外はエレベーターを
使わず99段の階段を上り下りしています。
もう10年以上も続けていると思います。
仕事場と自宅には「ステップ台」を置いています。(写真)
この高さは10㎝ですが20㎝まで調整ができます。
これを上り下りして大腿筋と大腰筋を鍛えるようにしているのですが
しばらくステップ運動をさぼったつけが膝を老化させているようです。
やっていたことをやめて筋力の弱体、体の老化に気がつくと危機感で
再開を始めます。ランさんの今がそうなんです。
しかし普段から体を動かしていない人はこんなもんだと老化に任せて
歩けない人になっていきます。
また仕事場の真ん中にステップ台を置いて強制的にでも音楽に合わせて
ステップ運動を始めます。
ちょうど1年前の大阪城公園ナイトランでゴールとともに転倒して
救護室で治療を受けた苦い経験があります。
再びやりたくありません。
老化は足腰からといいますが
それは決して年齢ではなく若い人もすり足歩きが目立ちます。
むしろウォーキングやランニングをしている高齢者のほうが
足腰元気な人が多いですね。
これも健康寿命を伸ばす大事な生活習慣です。