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リオのパラリンピックが始まって10日になるのに日本はまだ金メダルがゼロ
大会前の目標が10個だったのでここまでは残念だが大会はまだ続く
日本人選手の頑張っている姿はすばらしいし感動ばかりだ
今大会でもっとも注目していた男子の走り幅跳びが深夜テレビで放映された
出場したのが 世界記録もつくった北京大会銀メダリストでもある山本篤選手
先月の日経新聞で連載記事にもなるなどよく知られたアスリートで
テレビの前に座りこんで最後の跳躍まで応援を続けた
出場したドイツのポポフ選手、デンマークのダニエル選手と三人は
交互に世界記録をつくってきたライバル同士
後半の跳躍は三人の争いに絞られた
4回目の跳躍で山本選手がダニエル選手の記録を超えて2位になった
1位はドイツのポポフ選手
結局最後の跳躍までこの順位は変わらなかった
戦いが終わった三人の友情が写真によく出ている
山本選手の記録が6m62㎝、北京2位の時が5m84㎝だから
大幅に記録を伸ばしたことになる
いま34歳、年齢を思うとすごい
他の競技も出るんだからさらにすごい
それ、行け、やった!
テレビに向かって大きな声を出したので相棒が何事かと起きた
このごろはテレビに向かってひとりごとをしてしまう
どこでもやるもんだから相棒から
“なにか言った?とよく聞かれる
これ、年寄りの現象らしい
パラリンピックの選手たちを見ていると
暑いの、痛いの、歳だの、とはいっておられない
自分は一応、みんな揃っているんだから
その気になれば、いま、すぐにでもできるんだ
その気にならないのが問題だな
やっぱり自分のオリンピックを作ることだな
今年の「歩数」は相棒に負けている
「10㎞ランニング」の記録は落ちたな
「東海道53次」は愛知県まで予定通り歩いている
「生涯現役」で仕事は続けている
・・・いろいろあるな。