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「高齢者は75歳から」
日本の老年学会と老年医学会が高齢者の定義を
現在の65歳以上から「75歳以上」に引き上げるべきと
国に提言したことが報じられている
男女の平均寿命が60歳代だった1965年当時から
「高齢者=65歳以上」として定着してきたが
超高齢化になり65歳以上の人口が27%になったいま
65歳から高齢者というのは自他ともにしっくりしない
内閣府の意識調査では「高齢者だと考える年齢」は
男性が「70歳以上」(31.3%)
女性は「75歳以上」(29.95%)
という回答が多いそうだ
これは健康寿命年齢に近くてよく言い当てていると思う
日野原重明先生が75歳以上を「新老人」として呼ばれて
いるのはまさに時代を反映していると思う
74歳までを現役世代として伸ばして医療や年金の支え手に回せば
社会保障費を抑制する効果があるという狙いもあるのだと思う
いずれにしても私ランさん76歳は「高齢者」で抵抗はない
“こんなにぴんぴんしているのに!”
と高齢者に区分けされると抵抗感があったが
最近はすんなりと受け入れられるようになってきた
たぶん「体力的」な衰えがそう思わせるようになったと思う
ただし高齢者であっても
ただの高齢者ではない!という自負はある
そのために多少は努力しているつもりだから。
「高齢者は75歳から」という提言についてフェイスブックでも
親しい仲間の二人が投稿されている。