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確定申告
28年度の確定申告の書類を提出してきた
複雑な書類を作成する必要がないし慣れているので
締切日まじかに提出するのが当たり前になっている...
わざわざ税務署まで行かなくてもネットで提出できるが
「控え用」に「受付印」をもらわないと気が済まない
昭和49年から欠かさずずっとそうしてきた
今年から書類に「マイナンバーカード」が導入された
他にも本人確認の証明書も必要になった
公平、公正で不正を防止するためにはそれも致し方ない
過去の申告の控えは10年分を保存しているので
28年分が新しく加わり18年分を今日廃棄処分する
内容をみるとその年のことが懐かしく思い出される
申告の時期になると毎年のように思うことがある
自分の現役人生、これでよかったのか?
もし銀行員を続けていたら今頃はどうしていただろう?
自分で選んだ道を後悔はしていないが満足もしていない
ただ、ここまで「現役」は続けていなかったはず
たまに同級生に会うと複雑な気持ちになる
新人研修で将来は「起業」したいという若者の声をよく聞く
否定はしないが学校も社会にあおるような風潮は気になる
ネット社会の誘惑の釣り餌を弱い者ほど食べてしまうから
会社を変わっても簡単にやめるな!と伝えている
人生後半、還暦以降になればその意味が痛いほどわかる
そこまで経験してきた者でないとできない助言こそ大切だ
まもなく77になるというのに
まだ、人生をうろうろしているラン爺のひとりごと
いつまで続くのやら。